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乳酸菌と乳酸菌生産物質の違い

乳酸菌と乳酸菌生産物質(乳酸菌産生物質)とは何かというものをここでご説明させて頂きます。

乳酸菌とは?

乳酸菌(にゅうさんきん)は、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称。生育の為には糖類、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル(Mn , Mg , Fe等の金属)が必要な細菌類。ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣に常在して、他の微生物と共生あるいは拮抗することによって腸内環境の恒常性維持に役立っていると考えられている。

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E8%8F%8C

つまり乳酸菌というものは細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたものを指します。乳酸発酵によって糖類から多量の乳酸を産生し、さらに悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものを、一般に乳酸菌と呼びます。例えば私たちの身近な乳酸菌発酵を利用した食品の代表格はヨーグルトでしょう。ヨーグルトは牛乳に、1種の乳酸菌を培養してつくられます。


乳酸菌による発酵は、食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えるとともに、乳酸によって食品のpHが酸性側に偏ることで、腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて食品の長期保存を可能にしているのです。また、最も注目したいのが、乳酸菌による発酵です。乳酸菌が発酵分解をおこなうことで、食品にはなかった、人の手ではつくることのできない機能性をもつ多種多様な栄養を作り出すのです。


乳酸菌生産物質(乳酸菌産生物質)とは

「乳酸菌生産物質」(乳酸菌産生物質)とは、乳酸菌が発酵する過程でできる物質のことです。乳酸菌そのものではなく、乳酸菌が生み出した発酵代謝物のこと。人間の腸内には、なんと1000種類以上、100兆個もの腸内細菌が生息していると言われ、絶えず相互に影響しながら様々な活動をしています。腸内細菌叢(腸内フローラ=腸内のお花畑)です。

つまり乳酸菌の代謝過程が作り出す有用成分が乳酸菌生産物質です。

「乳酸菌生産物質」は乳酸菌そのものとは違って、生きた菌ではありませんので、飲んでも胃酸や胆汁の影響を受けることなく腸まで届き、吸収されると免疫細胞の働きを活性化するなど体にとって様々な良い働きをすることがわかっています。

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